[ウルドゥー語/ヒンディー語ページトピックス]

所有の表現(have動詞の訳し方)


 英語のhaveを日本語に訳すとき、いつでも「持つ」と訳せるとは限りません。たとえば、We have two sons and two daughters.は「私たちは二人の息子と二人の娘を持つ」と訳すとおかしく、「私たちには二人の息子と二人の娘がいる」と訳さねばなりません。
 ウルドゥー語/ヒンディー語も同様、いや、もっと徹底しています。なにしろhave動詞にあたる動詞がありません。すべてbe動詞つまりを用いて表現します。
 ただし、上にあげた日本語の表現とはちょっと違います。「AはBをもつ」を日本語では「AにはBがある」としますが、ウルドゥー語/ヒンディー語では「ABがある」とするのです。つまり、
1.
私たちには二人の息子と二人の娘がいる
(←私たち二人の息子と二人の娘がいる)


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