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[182]Re[2]:上村勝彦先生の本
投稿者=忍たま
掲示日=2010/06/25(金) 12:31:29
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まんどぅーか先生 真理子先生
近況を存じ上げず失礼いたしました
まんどぅーか先生のご健康の回復と復帰をお祈り申し上げます
さて
ご回答ありがとうございました
・文法は誰が書こうが同じもの
・トレーニングが大事
こうしたことに気づかずに何と無駄な労力と費用をつぎ込んできたことか・・・
果てはシュリーマン伝説を思って自己嫌悪と絶望と拒絶反応の3点セットに落ちついてしまった…
小生はそんな中高年です
お迎えが来たとき サンスクリットのほうが閻魔大王に伝わりやすいかもと思いつつ
ゴンタをはじめましょうか
[181]Re:上村勝彦先生の本
投稿者=真理子
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掲示日=2010/06/23(水) 22:08:08
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まんどぅーかの家内です。だんなが長期療養中でご返事できる状況じゃないので、ラテン語や古典ギリシア語は勉強したけどサンスクリットは一通り文法をやっただけという私がかわって書きます。そのほうが初心者の意見として役立つかもしれませんし、たぶんだんなも同じことを答えるんじゃないかしら。
この本、風間先生との共著ってことになってますけど、実質的に上村先生の書いた初等文法書ってことですよね。上村先生はファンが多そうですから、ついに出た決定版っていうふうに思う人も多いかもしれませんけど、どうかしら?
というのは、初等文法書って、ラテン語やギリシア語もそうなんですけど、文法の説明は誰が書いたって同じなんですよ。しょせんは変化表を説明するだけですから。じゃ、いい初等文法書って何かというと、結局は「力の付く文法書」でしょ? だとすれば決め手は「練習問題」なんですよ。力をつけるには練習問題を解くしかないですから。するとサンスクリットの場合、ホンダ(ゴンダの正しいオランダ語読み)に勝るものはないと思います。だんなもそう言って私に勧めたのがホンダです。このサイトで、春秋社をはじめいろいろな先生から圧力をもらいながら、会員制度まで作ってホンダの答えを掲載しているのも、ホンダの練習問題が優れているからだって、だんなはつねづね言ってました。
そうすると上村先生の本は、練習問題が皆無なので、入門にはむかないってことになります。
むしろ例文の訳し方が参考になるんじゃないかしら。直訳を書いて、それからこなれた訳を載せてるから、サンスクリットの文をどう訳せばいいかの参考になります。たとえば、受動的表現のままにしないで主語を転換して能動的表現で訳すとか。
それからいろんな雑学ネタも面白いけど、むしろこれを面白いって思えるのは、ある程度梵文学の素養をつんだ人じゃないかしら。辞書の引き方しかり、文学史しかり。
するとこの本は、むしろホンダで初等文法をやった人が、さらにランクアップをめざすのにいいのではって思います。
語根一覧表は便利だけど、このサイトにもありますよね。あとは平岡先生の本なんかにも。
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